ミステリーショッピングとは何を買うことになるか分からない福袋のようなもののことではありません。

これはバイトとして行われることが多い仕事の一つで、例えばスーパーやコンビニなどの店舗を訪れ、店内の清掃状態とか商品の探しやすさ、選びやすさ、さらには店員の接客態度などを調査するものです。

得られた結果は店舗の責任者に回され、よりよい店舗作りに役立てられることになるわけです。

どの店舗を訪れるかとか、店内で何を調査するかといったことは予めしっかりと指定されますので、どこで何をすれば良いか分からないといったことはありませんし、よりよい店舗作りのためには結局はお客さんの視点が重要ですから、調査内容も基本的には普通のお客さん視点のものが多くなっています。

つまり何か特別な知識や経験がないとミステリーショッピングのバイトができない訳ではありません。

むしろ逆で、普通のお客さんの観点をそのままダイレクトに活かすことのほうが依頼者にとってはありがたいはずです。

特別な人にしか当てはまらないような調査結果をもらっても、一般の多くのお客さんの集客を図るためには役立たないかもしれないというのはすぐに分かることです。

多くはフランチャイズチェーン店が対象となり、本部が各チェーン店の顧客満足度向上を図るために一斉に行うことがありますから、そういう場合はかなりの数のミステリーショッピングのバイトが一時に求められることになります。